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関本建設のよもやま話~除雪作業~

皆さんこんにちは!

株式会社関本建設、更新担当の中西です。

いよいよ寒くなってきましたが、皆さん元気に過ごされていますか?

風邪をひかないよう、防寒対策を徹底していきましょう!

 

 

さて、今日は

関本建設のよもやま話~除雪作業~

ということで、今回は、除雪作業の歴史について深掘りし、その発展の背景や現代における課題について解説します♪

 

除雪作業は、雪国に住む人々の生活を守るための重要な作業であり、その歴史は雪との闘いそのものです。

原始的な手作業から始まり、近代的な機械除雪へと進化する過程には、技術の発展と地域の工夫が反映されています。

 


1. 古代から中世:手作業による除雪

雪国の知恵としての除雪

除雪の始まりは、雪深い地域における人々の知恵にあります。

 

  • 原始的な道具の使用
    古代の雪国では、木の板や枝を使って道を確保する作業が行われていました。雪を押しのけたり掘り返したりするための単純な道具が用いられました。

 

  • 集団作業の重要性
    除雪は個人ではなく、村や地域全体で行うものでした。特に豪雪地帯では、住民が協力して道路や家屋周辺を除雪する「雪かき」が生活の一部となっていました。

 

雪と建築の工夫

雪国の家屋は、除雪の手間を減らすために工夫されていました。

 

  • 高床式住居
    建物を地面から持ち上げることで、大量の積雪にも対応できるように設計されていました。

 

  • 雪下ろし
    家の屋根に積もった雪を定期的に下ろす作業が行われ、これが除雪作業の一環となりました。

 


2. 近世:公共道路の除雪の始まり

 

除雪の必要性の高まり

江戸時代になると、街道の整備が進み、交通の確保が重要視されるようになりました。

 

  • 人力による街道除雪
    冬季も街道が利用できるよう、雪を掘る作業が行われました。この作業は、主に旅人や商人が道を進むために必要でした。

 

  • 雪国の祭りと除雪
    地域によっては、雪祭りや雪灯籠といったイベントが除雪と結びついて発展しました。これらは雪国の暮らしに彩りを与える一方で、地域住民が雪と共生する方法を象徴しています。

 


3. 産業革命と機械除雪の始まり

 

機械化の初期段階

19世紀後半になると、産業革命により除雪にも機械が導入されるようになりました。

 

  • 除雪車の発明
    1860年代、カナダで鉄道のためのロータリー除雪車が発明されました。巨大なブレードが回転して雪を吹き飛ばす仕組みで、鉄道の運行を確保するために使用されました。

 

  • 馬そり式の除雪
    馬に引かせる大型のスノープラウ(雪かき道具)が登場し、道路の除雪に使用されるようになりました。

 

鉄道の発展と除雪

19世紀末、鉄道網が発達すると、豪雪地帯では鉄道の除雪が重要な課題となりました。

ロータリー式除雪機が鉄道輸送を支え、冬季の物流を確保する手段として重宝されました。

 


4. 現代:モーター化と高度な除雪技術

 

自動車交通と除雪

20世紀に入り、自動車が普及すると、道路除雪のニーズが飛躍的に高まりました。

 

  • モーター除雪車の登場
    1920年代にエンジンを搭載した除雪車が開発され、都市部の道路除雪が効率化されました。特に北米やヨーロッパの都市で普及が進みました。

 

  • 日本の除雪技術の進化
    日本では、戦後の経済復興とともに道路網の整備が進み、ロータリー除雪車やプラウ式除雪車が導入されました。

 

空港や鉄道の除雪

空港や鉄道網の発展に伴い、滑走路や鉄路の除雪技術も高度化しました。

 

  • 滑走路の除雪
    ジェット機の運行を支えるため、広範囲の滑走路を短時間で除雪する大型車両が開発されました。

 

  • 鉄道の「雪対策」車両
    新幹線や特急列車などには、車両そのものに除雪機能を備えたものが登場し、鉄道網の安定運行を支えています。

 


5. 現代の除雪:技術と課題

 

スマート除雪の時代

テクノロジーの進化により、現代の除雪はより効率的でスマートなものへと変化しています。

 

  • GPSとIoTを活用した除雪
    除雪車がGPSやセンサーを活用して、効率的に作業を行うシステムが導入されています。これにより、無駄のない作業が可能になりました。

 

  • ドローンやAIの活用
    ドローンによる積雪量の測定や、AIを用いた除雪作業の最適化が研究されています。

 

持続可能な除雪

環境意識の高まりとともに、除雪作業の持続可能性が求められています。

 

  • エコ除雪
    化石燃料に頼らない電動除雪機やバイオ燃料を使用した車両の導入が進んでいます。

 

  • 融雪技術の進化
    地熱や廃熱を利用した融雪設備が設置され、道路や歩道の積雪を自動で処理する取り組みが行われています。

 

地域社会の協力

現代でも、地域住民の協力が重要な役割を果たしています。高齢化が進む中で、若い世代の参加やボランティア活動が重要視されています。

 


まとめ:雪との共生を支える除雪の進化

除雪作業の歴史は、人々が雪と向き合い、共生してきた歩みそのものです。

手作業から始まり、機械化、そしてスマート技術の活用へと進化した除雪技術は、雪国の暮らしを支え、地域の安全と経済活動を確保するための重要な役割を果たしています。

しかし、高齢化社会や気候変動の影響により、除雪を取り巻く課題は複雑化しています。

これからの除雪作業は、技術の進化だけでなく、地域社会の協力や環境配慮を含む多角的な視点で進化していく必要があるでしょう。

 

弊社では除雪作業における業務なども請け負っております

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第2回建設業雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社関本建設、更新担当の中西です。

いよいよ寒くなってきましたが、皆さん元気に過ごされていますか?

風邪をひかないよう、防寒対策を徹底していきましょう!

 

 

さて、今回は!

第2回建設業雑学講座!

テーマは、世にも奇妙な? 建設業界の七不思議 です。

 

なぜ現場の職人さんは「怖い」と思われがち?

建設業界の現場と聞くと、「強面の人たちが集まっていて、大きな声で怒鳴られそう…」というイメージを持たれる方も多いかもしれません。でも実は、これにはちゃんと理由があるんです!

 

 

“ワイルド”な服装の理由

一般企業ではスーツやオフィスカジュアルが定番ですが、現場の職人さんは使い込んだ作業着を着ています。これは、動きやすさや安全性を重視しているからで、見た目以上に実用性があるんです。
また、肉体労働が多いので、自然とがっしりとした体つきの方が多くなり、“ワイルド”な印象が生まれるんですね。

声が大きいのにはワケがある!

現場内では重機の音が鳴り響き、普通の声では聞こえないこともしばしば。そのため、自然と声を張らないといけない場面が多いんです。「威圧しているわけではない」のでご安心くださいね!

集中力が命を守る仕事

建設業は常に集中力が必要な仕事。少しでも気が緩むと、事故や怪我につながることもあります。そのため、厳しい言葉や注意をすることもありますが、これも全て安全を守るための重要な役割なんです。

厳しさの裏にある思いやり

「叱る」という行為には、職人さんたちの深い思いやりが隠れています。例えば、私も小さい頃、大人に大声で叱られてびっくりしたことがありましたが、今思うとそれも私たちを守るためだったんですね。

ある現場のエピソード

ある現場では、いつも大きな声で注意を促している◯◯さんがいます。少し怖そうに見える彼ですが、実は休憩時間になるとみんなにお菓子を配ってくれるという、意外と親しみやすい一面も。こういう裏話を知ると、少しホッとしますよね!

 

 

建設業界の怖そうな見た目や雰囲気には、実は理にかなった理由があるんです。現場系=怖いというイメージを少しでも解消できたら嬉しいです。

少しでも興味が湧いた方、これをきっかけに建設業に一歩近づいてみませんか?

 

 

以上、建設業界の七不思議でした!

次回の第3回建設業雑学講座もお楽しみに!

90分ルール?! ~建設業雑学講座①~

皆さんこんにちは!株式会社関本建設のブログ更新担当の中西です。

そろそろ肌寒くなってきた今日この頃、お元気でしょうか?

季節の変わり目ですので、体調には気を付けてお過ごしください。

 

さて、本日からシリーズ更新が始まります!

名付けて!~建設業雑学講座~

 

建設業に関する豆知識を毎回ちょこっとずつ!お届けしたいと思います!

 

記念すべき第1回目を飾るのは、

建設に欠かせない材料、コンクリート。 通称”生コン”

についてです!

 

コンクリートは、セメント・砂・砂利に混和剤と呼ばれる薬品を混合し、水を加えて練り混ぜて固めた状態のものです。

 

固まる前のまだ軟らかい状態が「生コンクリート」(通称生コン)です。

(ちなみに英語のconcreteは、「色々な物がくっつき合って固まったもの」を意味します)

 

この生コンを高品質な状態で現場まで運ぶことが重要です。

というのも、工場でつくられた生コンクリートは2〜5時間で固まり始めてしまうため、 つくられてから90分以内に建設現場へ届けるルールがあるのです・・・!!

 

では使い残したコンクリートは、全部捨てられてしまうのでしょうか?

 

答えはNOです!

 

実はこうしたコンクリートは、色々な形で再利用されています

「残コン」や「戻りコン」と呼ばれるコンクリートは、タイムリミットの90分を過ぎているため、 別の建設現場で建物のコンクリートとして使うことは出来ません。

 

代わりに、例えばこんな再利用法があります。

工場にて大量の水を使い、砂と砂利に分けて利用する。

細かく砕いて、砕石(下に敷かれる石)として使う。

建物を建てるための基準線を出したり、職人さんの足場確保のためなどに使う

(通称捨てコン)

 

このように建設現場では、資源の無駄遣い削減のため様々な取り組みをしています。

 

普段何気なく目にしているコンクリートですが、見た目の通り?色んな工夫がぎっしり詰まったものなんです。

 

弊社でも、コンクリート達を余すことなく活用していますよ~!

創意工夫はお任せあれ!!

 

以上、第1回建設業雑学講座でした。

 

第2回もお楽しみに!

 

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若者離れは嘘?建設業の実態

皆さんこんにちは!株式会社関本建設のブログ更新担当の中西です。

寒くなってきたと思えばまだまだ暑い…そんな毎日ですね。

季節の変わり目ですので、体調にはお気をつけてお過ごしください。

 

さて、このブログを目にしている方の中には、就活真っ只中…という方も多いのではないでしょうか。

 

あるいは、漠然と転職を考えていたり手に職をつけたいと考えているかもしれません。

 

今日本に、建設業で働いている人がどれくらいいるかご存知ですか?

 

建設業就業者は2013年から2022年までの10年で20万人減少し、

2023年の産業別就業者数における建設業就業者数は483万人、産業全体に占める割合は7.2%になっています。

 

わかりやすく言うと、100人いると7人が建設業界で働いているということです。

 

この数字を見てどう感じましたか?

少ないと思った方もいれば、意外に多いなと感じた方もいらっしゃると思います。

 

さらに、建設業界全体における55歳以上の就業者が占める割合は約36%で、

29歳以下の若手就業者は約12%と、就業者の高齢化と若者離れも進行しています。

 

このような少子高齢化の影響も相まって、建設業界では人材不足が深刻化しています。

 

しかも、災害対策などで建設業自体の需要は高まる一方なのです

。 明らかに需要と供給のミスマッチが生じています。

 

建設業は、私達が暮らしていく上で必要不可欠な仕事です。

この時代、就職先の選択肢もお金の稼ぎ方も無限にあります。

 

現場で働くなんて時代に合っていないと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかしネット社会の現代だからこそ、外で体を動かすこと、汗をかくことの魅力を感じている方も、実は多いのではないかと思います。

 

意外なことに、2022年建設業への新規学卒入職者(高卒・大卒者など)は4万3000人います。

 

少子化の中、実は10年前から5000人も増加しているのです。

 

この記事を読み、少しでも興味を持ってくださった方がいれば、まずはお問い合わせください。 お一人おひとりとじっくりお話させて頂けたらと思います。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

私達一同、あなたにお会い出来る日を楽しみにしております。

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最初はみんな初心者なので、先輩たちがしっかりサポートしてくれます!! 現場で働くことで技術も身に付き、自然と体も鍛えられるので、健康的に働けるのも魅力です! 「デスクワークより外で働きたい」「チームで何かを作り上げる達成感を味わいたい」という方、大歓迎です! 完成したものを見たときの「これ、自分が作ったんだ!」っていう誇りは日々のやり甲斐に繋がります!! 少しでも興味があったら、まずはお気軽に連絡ください! 新しい仲間を待っています!

 

株式会社関本建設

「つながり」を大切にしてまいります

株式会社関本建設は昭和48年の創業以来、道路舗装工事を中心に、

建物解体工事、土木・造成・基礎工事等の事業を行ってきました。

これまで長きに亘り事業を行えたのは、これもひとえに皆様のお力添えあってのことと

深く感謝しております。

また、社員一人一人が【向上心と責任】を持ち、安全第一で施工を行い信頼を積み重ね、

自信と誇りを持って仕事ができる労働環境を創り上げてまいります。

社会に必要とされる企業を目指し、人と人との「つながり」、

人と社会との「つながり」を大切にして今後も努力し、邁進してまいります。

今後とも、株式会社関本建設をよろしくお願いいたします。

会社概要の更新

一般事業主行動計画を追加しました。

ホームページを公開いたしました

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。