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月別アーカイブ: 2024年10月

90分ルール?! ~建設業雑学講座①~

皆さんこんにちは!株式会社関本建設のブログ更新担当の中西です。

そろそろ肌寒くなってきた今日この頃、お元気でしょうか?

季節の変わり目ですので、体調には気を付けてお過ごしください。

 

さて、本日からシリーズ更新が始まります!

名付けて!~建設業雑学講座~

 

建設業に関する豆知識を毎回ちょこっとずつ!お届けしたいと思います!

 

記念すべき第1回目を飾るのは、

建設に欠かせない材料、コンクリート。 通称”生コン”

についてです!

 

コンクリートは、セメント・砂・砂利に混和剤と呼ばれる薬品を混合し、水を加えて練り混ぜて固めた状態のものです。

 

固まる前のまだ軟らかい状態が「生コンクリート」(通称生コン)です。

(ちなみに英語のconcreteは、「色々な物がくっつき合って固まったもの」を意味します)

 

この生コンを高品質な状態で現場まで運ぶことが重要です。

というのも、工場でつくられた生コンクリートは2〜5時間で固まり始めてしまうため、 つくられてから90分以内に建設現場へ届けるルールがあるのです・・・!!

 

では使い残したコンクリートは、全部捨てられてしまうのでしょうか?

 

答えはNOです!

 

実はこうしたコンクリートは、色々な形で再利用されています

「残コン」や「戻りコン」と呼ばれるコンクリートは、タイムリミットの90分を過ぎているため、 別の建設現場で建物のコンクリートとして使うことは出来ません。

 

代わりに、例えばこんな再利用法があります。

工場にて大量の水を使い、砂と砂利に分けて利用する。

細かく砕いて、砕石(下に敷かれる石)として使う。

建物を建てるための基準線を出したり、職人さんの足場確保のためなどに使う

(通称捨てコン)

 

このように建設現場では、資源の無駄遣い削減のため様々な取り組みをしています。

 

普段何気なく目にしているコンクリートですが、見た目の通り?色んな工夫がぎっしり詰まったものなんです。

 

弊社でも、コンクリート達を余すことなく活用していますよ~!

創意工夫はお任せあれ!!

 

以上、第1回建設業雑学講座でした。

 

第2回もお楽しみに!

 

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若者離れは嘘?建設業の実態

皆さんこんにちは!株式会社関本建設のブログ更新担当の中西です。

寒くなってきたと思えばまだまだ暑い…そんな毎日ですね。

季節の変わり目ですので、体調にはお気をつけてお過ごしください。

 

さて、このブログを目にしている方の中には、就活真っ只中…という方も多いのではないでしょうか。

 

あるいは、漠然と転職を考えていたり手に職をつけたいと考えているかもしれません。

 

今日本に、建設業で働いている人がどれくらいいるかご存知ですか?

 

建設業就業者は2013年から2022年までの10年で20万人減少し、

2023年の産業別就業者数における建設業就業者数は483万人、産業全体に占める割合は7.2%になっています。

 

わかりやすく言うと、100人いると7人が建設業界で働いているということです。

 

この数字を見てどう感じましたか?

少ないと思った方もいれば、意外に多いなと感じた方もいらっしゃると思います。

 

さらに、建設業界全体における55歳以上の就業者が占める割合は約36%で、

29歳以下の若手就業者は約12%と、就業者の高齢化と若者離れも進行しています。

 

このような少子高齢化の影響も相まって、建設業界では人材不足が深刻化しています。

 

しかも、災害対策などで建設業自体の需要は高まる一方なのです

。 明らかに需要と供給のミスマッチが生じています。

 

建設業は、私達が暮らしていく上で必要不可欠な仕事です。

この時代、就職先の選択肢もお金の稼ぎ方も無限にあります。

 

現場で働くなんて時代に合っていないと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかしネット社会の現代だからこそ、外で体を動かすこと、汗をかくことの魅力を感じている方も、実は多いのではないかと思います。

 

意外なことに、2022年建設業への新規学卒入職者(高卒・大卒者など)は4万3000人います。

 

少子化の中、実は10年前から5000人も増加しているのです。

 

この記事を読み、少しでも興味を持ってくださった方がいれば、まずはお問い合わせください。 お一人おひとりとじっくりお話させて頂けたらと思います。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

私達一同、あなたにお会い出来る日を楽しみにしております。

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